14杯目:週三で食べたいくらい好き
ソーキそば、ポークたまご、エンダー、ジューシー。
数え切れないほど存在する沖縄のソウルフード。
もう毎日の食事はこれのヘビーローテーションでいいじゃないか!
と言うくらい、沖縄県民は大好きでしょう。
そんな彼らに並んで全ての年代に愛される食べ物。
タコライス。
いや、タコスも好きなんですよ。
でも、タコスって数多く食べないと満たされない感じあるじゃないですか?
結局、帰りにファミマでチキン買っちゃって「これまで一食分カウントね」的な。
そんな県内にも多くの専門店があるが、一味違った楽しみ方を。
沖縄にはとにかく弁当屋が多い。
学校の周辺、路地裏、道路沿いに登りを立てて威勢のいいアンマー達が営む。
毎日違う店を探し歩いても一生制覇できないであろうその数。
それぞれの味わいで午後のひとときを癒してくれる。
そう。
食べてほしいのが、弁当屋に並ぶタコライス。
おかずがたくさん入った沖縄風弁当とは違いその存在感は高校生の頃、必ずクラスに一人はいたローファーで体育の授業を受けるギャル。
そんな一風変わった存在。
ミニサイズなタコライスは200円でも味は絶品。100円そばと合わせて買っちゃえばコスパ最強の定食じゃないかー!
このパターンは、レタスにマヨネーズがかけられていて、さらにタコソースと絡めるとマイルドな味わいになる。
どのタコライスもアンマー達の人生経験をタコミートに染み込ませたその味はクセになるおいしさ。
ごはんの面積に対してミートが乗り切っていないのもまた不安だが味の濃さから結果オーライ。
ひとつまみのミートで、たくさんのごはんを頬張れる。
是非、通りすがりの弁当屋を覗いてほしい。
そして、しっかり専門店も日々チェック。
一押しのお店はここ、tacosサボテン。
沖縄本島中部、うるま市の激ウマ専門店。
うるま市民芸術劇場の道向かいの位置です。
タコスのミートはビーフとチキンの二種類があって、ブリトーもスープも、もちろんタコライスもクセになるウマさ!
ミートの味とソースの辛さ、週三で食べたいくらい好き。
何より胸を打たれたのが、店内に手塚治虫のブッダが全巻並んでいること。
味を超えて、タコライスが思想になりつつある。
ご賞味あれ!
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